NT金沢に向けてパーツを3Dプリンタで出力しようとしたところホットエンド(フォラメントが出るところ)が詰まってしまい、2時間ほど格闘した挙句、なんとか詰まりを解消できたのでそのときの対処法を書きます。
[詰まった原因]
ホットエンドを210℃にしてフィラメントを交換しようとしたところ、交換二手間取ってしまい、空焚きの状態になってしまった。その結果、中に残っていたフィラメントのカスが焦げ付いてしまった。
[用意する物]
・ピアノ線 0.3mm
・長いフィラメント
・ピンセット
・ティシューなどの焦げたフィラメントのドロドロを拭き取れる物
[詰まりが改善した方法]
- ホットエンドをz方向に移動させ、ヒートベッド(ステージ)とできるだけ距離を開けます。(作業環境確保)
- 普通に使うときと同様にフィラメントをテフロンチューブに入れて手で押し出せる準備を整えておく。
- ホットエンドを加熱する(PLAなら210℃くらい)
- ホットエンドが温まったらピアノ線をホットエンドの尖った先からグリグリさせながら入れていく。
- ホットエンドの長さ程度入ったら、ピアノ線を抜いてフィラメントをテフロンチューブ側から押してみる
- ホットエンドの先から焦げたフィラメントがドロドロと出てきたらピンセットやティシューを使って取り除く
- 手でフィラメントを押して綺麗なフィラメントがスムーズにでてくるようになるまで4 〜 5を繰り返す。
- フィラメントがスムーズに出るようになったら、そのままフィラメントを押し続けて焦げたフィラメントを出し切ってしまう。
フィラメントを焦がさないためにはフォラメントの交換は手早く行うか、ホットエンドの温度を低くしてから行うようにしたいと思います。
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