カサダテ Kasa Date

カサネタリウムの活動を中心に記事にしていきます

GINZA Tech Accelerators! (#GINZAxHAX) に参加してきました。

2017年8月30日に『GINZA Tech Accelerators!』というイベントに参加してきました。
このイベントはハードウエアの世界的アクセラレータのHAXベンジャミンさんの
来日にあわせて開催されたイベントで、"「技術で世界を変えたいひと」と「技術で世界にウケたい人」を20人集め、英語で3分間プレゼンをする"というのもでした。

イベントの概要は主催者の伊予柑さんのブロマガに書かれています。
登壇者にはメディアアーティストで研究者の落合陽一さんやメディアアーティストの八谷和彦さんを筆頭に総勢20名。どのプロダクトも一度は見たことのある有名なものばかり。
そんな中に今回、メイカーの一人として声をかけていただきました。登壇者(とチームメンバー)とスタッフ以外いない総勢30名程度のクローズドなイベントでしたが、twitterの同時実況や後日YouTubeで後日公開されるということなのでそちらを見ればイベントの熱量が分かると思います!

せっかく貴重な機会をいただいたので自分の気になった点をまとめました。

○ベンジャミンさんのスピーチ
ベンチャーキャピタルから見たハードウエア系ベンチャーのトレンド、中国、そして日本といった内容。
イノベーション・ジャパン2017の内容を40分で話されていた。)
・全編ベンジャミンさんによる日本語
※以下"→"以降の文は自分の意見です。

■熱い分野はHealth
・健康分野のプロダクトが多い

→確かに自分の周りを見渡しても脈拍などを計測できるFitBitスマートウォッチをつけている人が多く、商品自体が浸透しつつある。食べる前にアレルギー食品の有無を判定する"Nima"というデバイスなど、健康×ある特定の個人に特化したデバイスが今後増えていくんじゃないかなと思う。


■製品化までの期間の短縮
セグウェイの基礎的な発明から実際に製品化されるまでに30年かかったが今は18ヶ月で製品化される。

ArduinoのようなワンボードマイコンからRaspberry Piのようなミニコンピュータ、小ロットから基板を作ってくれるサービス、オープンソースのライブラリ、デジタルファブリケーションを駆使していろんなことができるようになったという実感はあるが1年半でプロトタイプから製品化までやってしまうのが今の流れらしい。とにかく早い。

■専用化が進む
・個々人にフィットしたデバイス(耳の形状に変化するイヤホン)。ロボットも掃除・警備・倉庫の荷出など用途に適したものへ。

電子ペーパーは用途としては本しか読めないし反応も遅いしモノクロ。一方液晶のタブレット端末は何でもできる。しかし電子ペーパーは使ってみると良い。軽い、見やすい、書籍を購入するハードルもかなり下がる。何でもできる良さはもちろんあるが、一つのことに特化した良さもある。


■日本からなぜ次のsonyが生まれないか?
・日本は「市場」「資金」「人材」「法律」が恵まれているにもかかわらず、なぜ次のsonyが生まれないのか。「文化」に問題がある。
・日本では失敗が認められない。起業して失敗した人材を企業が雇おうとしない。
・他の国では失敗した人こそ"経験がある人"として採用される。
・日本では失敗することのリスクが高すぎる。海外だと低い木にロープを張って、そこを綱渡りするようなものだが、日本だとビルに貼ったワイヤーの上を綱渡りするようなイメージで、落ちたら…。それくらいのリスクがある。
・ハードウエア系スタートアップを席巻しているフランスでは会社を辞めた後、2年であれば元の会社に再就職できる制度がある。

→日本では会社を辞めてスタートアップ(特にハードウエア関係で)を立ち上げることは"茨の道"を歩むような印象を受けるが、海外ではチャレンジできる環境があり、失敗すらも経験として認められらしい。その人のスキルアップや人材ネットワークの構築という面でもチャレンジできる環境は企業にとってもいいと思う。


■とにかく英語を話す
・すべての第一歩は英語から。
・このイベントの3分間の英語のスピーチがその第一歩。


○3分間のスピーチ
各プロジェクトに対して延長なしの3分間のスピーチの時間が与えられ、スピーチ後にベンジャミンさんからのコメントや質問があった。特にイノベータに対するコメントはアクセラレータがプレゼンのどこを見て投資の可否を判断しているかや、プレゼンの仕方についても指導が見られ大変勉強になった。僕が聞いていたポイントだと思ったのは
次の点。

・他のプロジェクトを知っているか、それらと比較してどこが優れているか優れているか
・ターゲットと市場規模(BtoBかBtoCか)とその市場に対してどれくらいの価格での販売を見込んでいるか。

→プロトタイプを作る段階からこのことを良く考えておく必要がありそう。


○メイカーとして参加して
僕は"カサナビ”(目的地に傘を倒す装置)について発表しました。


カサナビ

「誰でも簡単に目的地の方向が分かる(役立つ)スマートデバイス」とか、「データの可視化だ」という説明もできなくは無いが、今回はベンジャミンさんに日本はヤバい(面白い!)と思ってもらえたらという視点からスライドを作成しました。
・スライドの製作期間(しゃべる言葉も含めて英語なので)はまるまる1週間。
・1スライドに付き端的な説明を1文程度。
・動作が分かるように動画を載せる。
こんな感じで準備を進めていきました。もちろんGoogle翻訳先生をはじめ、英語の出来る友人にも添削をお願いして。
伊予柑さんからから「カサナビを使った感想を入れた方が良い」とアドバイスをいただいたので、当日早めに移動して実際にカサナビを使いながら会場まで行き、「カサナビを使って会場に来た」というのをアドリブで入れました。
発表はギャル電さんとMIERUNDESのINOUEさんによって会場の流れが面白い流れになってからの私の番だったのでかなりやりやすかったです。
実際にカサナビを動かしているデモ動画が一番ウケたと思います。

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ベンジャミンさんからは「さすが、メーカー・アーティスト」とコメントをいただきました。きりんさんの「きのこたけのこ判別機」や「必ず6が出るサイコロ」をはじめ、日本の"面白い"もの作り、ベンジャミンさんの目にはどう映ったか気になります。

今回のイベントに参加する前にネットの記事でHAXの創業者であるショーン・オサリバンさんの「本当に世界を変えるのはクレイジーな人間だ」、「クレイジーな奴が1人で居たらただの変な奴だけれど、3人集まれば会社にできる」という言葉に出会いました。日本の"面白い"もの作りから世界を変えるようなプロダクトが生まれるといいなぁと僕は思います。

懇親会で八谷さんから"カサナビ"について
・確かに宝探しゲームに使うなどエンターテイメントとしての可能性がある。
・人との出会いを作るものなど、応用できるかもしれない。
というコメントをもらえて嬉しかったです。

 

ベンジャミンさんの話を聞いてますます中国の特に深センに行ってみたいと思いました。

 

今回発表にあたり、色々な方の紹介があったと伺っています。本当に貴重な体験をすることができました。この場を借りて感謝申し上げます。

サマーウォーズの聖地、上田市の歩き方 2017年

8月18日(金)の金曜ロードショーサマーウォーズが放送されました。

その2日前にサマーウォーズの舞台である上田市に行ってきました。

2009年公開の映画なので公開から8年、今も残るサマーウォーズの跡を探してきました。

そこで上田市を回るポイントをまとめました。

もしこれから上田市サマーウォーズを含めて上田市を観光される方の参考になれば幸いです。

 

上田市観光会館へ行ってから回ること!

先ずは上田城横にある上田市観光会館2Fの観光案内所の横に行きましょう。

サマーウォーズのコーナーがあります。

 

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細田監督や神木さん、桜庭さんのサインなどが展示されています!

また細田監督直筆の表紙が目印の聖地巡礼ノートもあるので見たい人は受付スタッフへ。

またそこに置いてある『映画のまち うえだ ーロケ地マップー』を手に入れましょう。

そこにはサマーウォーズの巡礼マップが載っています。

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この巡礼マップを見ながらサマーウォーズのロケ地を回るのがオススメです。

また、マップにあるように街中にサマーウォーズのラッピング自販機があるので探してみても面白いかも。

 

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砥石・米山城跡からは上田市が一望でき、サマーウォーズ感を味わうことができます!

 

スタジオ地図ショップへ

期間限定(8月21日まで)ではありますが上田駅からすぐのところにあるアリオ上田の中にあるLOFTではスタジオ地図ショップがオープン中。サマーウォーズを始め細田監督の歴代作品のグッズがズラリ。

ファンにはうれしい場所になっていました。

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そのほか、ふらっと立ち寄った商店の店先にサマーウォーズのグッズ売られていたり、まだまだサマーウォーズを感じることができる上田市でした。

 

 

 

 

 

3Dプリンタのホットエンドが詰まったら

NT金沢に向けてパーツを3Dプリンタで出力しようとしたところホットエンド(フォラメントが出るところ)が詰まってしまい、2時間ほど格闘した挙句、なんとか詰まりを解消できたのでそのときの対処法を書きます。

 

ちなみにうちの3DプリンタGenkeiatomです。

 

[詰まった原因]

ホットエンドを210℃にしてフィラメントを交換しようとしたところ、交換二手間取ってしまい、空焚きの状態になってしまった。その結果、中に残っていたフィラメントのカスが焦げ付いてしまった。

 

[用意する物]

・ピアノ線 0.3mm

・長いフィラメント

・ピンセット

・ティシューなどの焦げたフィラメントのドロドロを拭き取れる物

 

[詰まりが改善した方法]

  1.  ホットエンドをz方向に移動させ、ヒートベッド(ステージ)とできるだけ距離を開けます。(作業環境確保)
  2.  普通に使うときと同様にフィラメントをテフロンチューブに入れて手で押し出せる準備を整えておく。
  3. ホットエンドを加熱する(PLAなら210℃くらい)
  4. ホットエンドが温まったらピアノ線をホットエンドの尖った先からグリグリさせながら入れていく。
  5. ホットエンドの長さ程度入ったら、ピアノ線を抜いてフィラメントをテフロンチューブ側から押してみる
  6. ホットエンドの先から焦げたフィラメントがドロドロと出てきたらピンセットやティシューを使って取り除く
  7. 手でフィラメントを押して綺麗なフィラメントがスムーズにでてくるようになるまで4 〜 5を繰り返す。
  8. フィラメントがスムーズに出るようになったら、そのままフィラメントを押し続けて焦げたフィラメントを出し切ってしまう。

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フィラメントを焦がさないためにはフォラメントの交換は手早く行うか、ホットエンドの温度を低くしてから行うようにしたいと思います。

 

ピアノ線はアマゾンで買えます。

Amazon CAPTCHA

 

自動お絵描きマシン『Polargraph』を作りました その1

自動お絵描きマシンいわゆるプロッタマシンが欲しいと思い、Polargraphを制作しました。

PolargraphはペンをV字型につないだボールチェーンの長さを2台のステッピングモーターで制御することで絵を描く装置です。

プロッターマシンが欲しかったというのもあるのですが、ステッピングモータの制御や任意の位置にものを動かすことに興味があったので今回、Polargraphの制作しました。

 

これが完成したうちのPolargraphです。

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こんな感じに自動で絵を描くことができます。

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このような形で絵を書いていきます。

使用したパーツはそれぞれの部品に合わせて全て3DCADで設計し、3Dプリンタで出力しました。これから少しずつ制作過程をこれからアップロードしていきます!

 

受かればMaker Faire Tokyo 2017に出展します。

その他、

NT金沢 ( @ 金沢駅 2017年7月8日(土),9日(日))

Maker Faire Singapore 2017 ( @ Science Centre Singapore 2017年7月22日(土),23日(日))に出展予定です。