2021年4月28日(水)のホンマでっか!?TVへ出演しました。
最新技術を使った次世代アイテムを開発する開発者を呼んで、そのアイテムを体験するという「次世代アイテム体験会」と言うコーナーで「ナビしてくれる傘」こと「カサナビ」を紹介させていただきました。
※カサナビとは目的地の方向に傘が倒れて道案内する、ドラえもんのたずね人ステッキを具現化したアイテムです。
出演したときの様子です。
放送ではブラックマヨネーズの吉田さんが実際にカサナビを体験していただきました。 カサナビを立てて、目的地(収録では収録したスタジオの最寄り駅)の方向に傘が倒れること実験しました。
傘が倒れると、スタジオが笑いに包まれました。説明の時点から明石家さんま さんをはじめ、加藤綾子さん、ブラックマヨネーズさん、EXITさん、磯野貴理子さんなど出演者の皆さんにたくさん笑っていただきました。
全国放送ということもあり、地元の両親や友達、メイカー仲間の皆さんから「見たよ!」と連絡をいただきました。また「カサナビ」を初めて見た方からもSNSを通じてコメントをいただきました。本当に貴重な機会をいただくことができました。フジテレビ、ホンマでっか!?TVスタッフの皆さん、ご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
放送ではカットされていましたが、さんまさんに「こんなの個人でつくっとるんやなぁ、すごいなぁ」と言っていただけたのが、とても嬉しかったです!
カサナビの製作に至った背景や技術の詳細については以下のページに載せています。 ご覧いただけますと幸いです。
こぼれ話
放送では「ドラえもんのひみつ道具に「たずね人ステッキ」を具現化した」と言うことで、終始ドラえもんのテーマソングや効果音が流れていて、ドラえもん好きとしては嬉しい限りでした。
ちなみにスタジオ(屋内)では宇宙からのGPS情報の電波が受信できないため、収録時はスタジオのGPS情報をカサナビに入れることで、その問題を回避しています。また最後に受信したGPS情報をカサナビを制御するマイコンの不揮発性メモリに保存しておくことで、屋内でも最後の情報を現在地点として、計算することができます。 実はそれよりも問題だったのが、北を示す地磁気がスタジオで受信できるかどうかの方でした。ただでさえ照明や撮影機材など、磁場を発生させるものがたくさんあり…。アルゴリズムで回避できないか放送直前まで控え室でコードと睨めっこしていました。本番はうまく目的地の方向へ傘が倒れてくれて、ほっとしています。